渋野日向子プロ、31日~11月3日に美麗華(ミラマー)ゴルフカントリークラブで開催される米国女子ツアーに参戦。
衝撃的デビューを果たした「全英AIG女子オープン」以来、2度目の海外試合です。
開催国の台湾でもシブコスマイルは大人気。地元メディア、米国女子ツアーの広報担当など、多くの人から取材を受けました。
笑顔のシンデレラが戻ってきた!
「スマイルシンデレラ」として一躍時の人となった渋野さん。「笑顔のシンデレラが戻ってきた!」と米ツアー帰還に現地も沸いています。
参加ではなく「戻ってきた!」ですからね!人気の高さがうかがえます。
29日の練習ラウンドは、青のチェック柄のウェアに黒のパンツ姿で登場。
練習前の記者会見の様子をLPGAの公式Twitterに公開しています。
海外ファンからは「この笑顔が大好き」などの他にも「彼女のゴルフを楽しみにしている」「壁ドンパットが好き」とプレイスタイルを歓喜するコメントが寄せられていました。
あの全英のウィニングパットは感動ものでした。海外でもお気に入りのファンが多いようです。
The Smiling Cinderella is back!
Hinako Shibuno is making her first LPGA start since her breakthrough win at the @AIGWBO at this week’s Taiwan Swinging Skirts LPGA. pic.twitter.com/Up0kpVlF9B
— LPGA (@LPGA) October 29, 2019
渋野さん、”主役級”の注目度ですが・・・
大会の大看板やパンフレットにも前年度優勝のネリー・コルダ、世界ランキング1位のコ・ジンヨンらと表紙を飾る”主役級”の注目度です。
本人の渋野さんは、「もう少しいい写真を使ってほしかった…」と少し御不満のようですが、全英女王らしい凛々しい表情です。
しかし、せっかくのカッコよいいフィニッシュポーズなのに、インナーが見えてるとイヤですよね!この辺はお国がらのセンスの違いかな?
渋野さんは「知ってもらえているのは結構うれしいですね」とフォローしていましたが、すでにあなたは日本を代表する人気ゴルファーです。
写真の掲載には事前確認が欲しかったですね!
米ツアーには本当に来ないの?
さて、LPGA関係者の今一番の関心事は、来季米国ツアーの参戦です。
全英を制覇して獲得したLPGAツアーのメンバー資格ですが、参戦するかどうかは11月18日までに通知する必要があります。
まだ通知していない渋野さんに対して「米ツアーには本当に来ないの?」と言った趣旨の質問を受けました。
これには「それはしないです」とキッパリと否定しています。
理由は「海外ツアーで戦える技術はまだないです。日本ツアーでも1年目だし、もう1年か何年か経験してからです。」と
全英優勝直後の記者会見でも言ってように、彼女の考えは一貫して変わっていません。
米国さん残念ですが・・・
今回の参戦は、2020年の東京オリンピックの出場権利を得るためです。
すでに彼女は最有力候補ですが世界ランクを上げるためには、ポイントの高い海外ツアー出て確実なものにしたい。
というのが大きな目的です。
自国開催のオリンピックなんて一生に一度のことでしょう。
これに参加できるビックチャンスが巡ってきたわけですから、東京オリンピックの方が大事と考えるのも当然のことですね。
“I made a decision not to be on the U.S. LPGA. Stay in Japan.”
Hinako Shibuno indicated she doesn’t plan to accept membership in 2020, but that hasn’t been made official just yet. Shibuno’s camp says that her final decision will depend on her performance over the next two weeks. pic.twitter.com/n6H90VNTh9
— LPGA (@LPGA) October 29, 2019