鈴木愛さん、約3週間の米国合宿に向けて、PINGの本拠地、アリゾナ州フェニックスへ出発しました。
課題は、長く厳しいシーズンを戦う上で必須の「基礎体力と持久力のアップ」。そして、大得意のパッティングの自信をさらに深めること。
「最初はパターをずっと練習すると思います。ピン型のパターの感覚を戻したい」
また、近隣コースでのラウンド練習や「スイングも見直したい」とショット面での課題にも取り組みます。
基礎体力の強化は、「本当はやりたくない…」という近くの岩山登山トレーニングなどもいれつつバランスよく全体を仕上げ、2020年初戦としている国内開幕戦の「ダイキンオーキッドレディス」前々週に帰国する予定です。
東京オリンピックについては、
「出られたらですが、メダルを獲れるなら何色でもいいと思っています。金メダルと言っても獲れるものではありませんので」
さらに、「絶対に団体戦のほうが盛り上がると思います。国のために力を合わせて戦うと、実力以上のパワーが出る。団体戦がいいです」と、リオ五輪から続く個人ストローク戦の是非についても触れた。
国内では渋野日向子とともに、トップ2を形成。2度の賞金女王に加え、生涯獲得賞金でも6億8000万円以上を稼ぎ出し17位につける。誰もが認める国内女王が世界の舞台へ。今季は海外メジャー全試合出場も宣言。アリゾナから、忙しい1年をスタートさせる。
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鈴木愛が望む五輪は団体戦 米合宿出発前に心境吐露「実力以上のパワーが出る」