2020年、オリンピックイヤーが幕を開け、ゴルフファンにとっては女子ゴルフの世界ランキングが気になるところです。
渋野選手は、海外ツアーにスポット参戦の予定で、そのスケジュールもまた気になります。現在分かっていることをお伝えします。
また、昨年末に鈴木愛選手がオリンピック出場枠の15位以内に入ったというニュースもあり、これで畑岡選手、渋野選手と共に3人の日本選手の出場が現実的になってきました。
今後、鈴木選手のランキングも楽しみですね。
※オリンピックランキングでは、鈴木愛選手(13位)です。オリンピックランキング
渋野選手が予定している海外試合
渋野選手が予定している海外試合は、現時点で全英女子オープン優勝の資格で出られるメジャー5大会を含め、スポットで参戦の意向を示しています。
(注)あくまでも予定です。
- 2月20日~23日 ホンダLPGAタイランド
- 2月27日〜3月1日 HSBC 世界女子選手権
- 4月2日〜5日 ANAインスピレーション(メジャー)
- 5月29~31日 ショップライトLPGAクラシック
- 6月4〜7日 全米女子オープン(メジャー)
- 6月25〜28日 KPMG全米女子プロゴルフ選手権(メジャー)
- 7月23〜26日 エビアン選手権(メジャー)
- 8月20〜23日 全英女子オープン(メジャー)
主催者推薦で出場する試合は、国内ツアー開幕前に開催される「ホンダLPGAタイランド」と「HSBC世界女子選手権」の2試合。
そして、「ショップライトLPGAクラシック (米・ニュージャージー州シービュー・ア・ドルチェホテルBC)」に出場し、時差ぼけなど、コンディションを整えて「全米女子オープン」に臨む予定です。
東京オリンピック代表は、海外メジャー「KPMG全米女子プロ選手権」終了後の6月29日時点の世界ランキングに基づくオリンピックランキングで決定します。
代表決定後は、残り2つのメジャー大会とスポットでツアー参戦する見込み。上記にあげた米ツアー以外、渋野選手は上限12試合の推薦出場が可能です。
2021年の米ツアーに向けて積極的に参戦
渋野選手としては東京オリンピック出場を確実なものする他、2021年の米ツアー参戦に向けて、米本土開催の移動や生活環境に慣れることが目的で、積極的に参戦する意向のようです。
また、11月に行われる米ツアーの予選会「Qシリーズ」にも参戦し、来年の出場権を獲得したいとのこと。
もしくは、出場予定の12試合中、予選落ちのない試合で獲得した賞金総額が、賞金ランキング40位以内なら新たな道も開けます。
このケースでは、出場優先カテゴリー10番目の選手として、例年の傾向であれば、21年シーズンに約20試合に出場することができます。
もちろん今年もまた、メジャーを制覇すれば一発メンバー入りすることができます。このケースが一番ですが・・・
新年早々、来年の話をしても気が早いかと思いますが、渋野選手はすでに2021年までのロードマップは完成しています。
ファンとしては、昨年を上回る活躍を期待したいですね!
鈴木選手ついては、昨年日本で行われた米ツアーの「TOTOジャパンクラシック」で優勝し、米国女子ツアー出場権を獲得しましたが、今季メンバー登録を見送りました。
出場権のあるメジャー大会も「できるだけ出場したい」とのこと。
どちらにしても2020東京オリンピックは、畑岡選手・渋野選手・鈴木選手の3人が出場してくれることを望みます。