全英制覇・渋野日向子、笑顔の力。「見たことがない」米TVアナも驚愕。

1980年創刊のスポーツ雑誌「Namber」のweb版で、2019年下半期に人気を集めた記事を発表。ゴルフ部門の1位に全英制覇した渋野日向子選手が選ばれました。

記事は、アメリカ在住のゴルフジャーナリスト舩越園子さんが書かれたもので、米TV中継局のアナウンサーのコメントを交え、全英女子オープン最終日の感動が語られています。

舩越さんに感動を与えたのは渋野さんの”笑顔”。これまで何度も「笑顔の力」に着目して記事を書いてきた舩越さんですが、それを実現してくれたのが渋野日向子さんでした。

私も彼女のおかげで笑顔にさせてもらった

最終日、スタートホールに向かう渋野選手は笑顔でギャラリーに挨拶。それからセットアップに入る前に、コースに向かって日本人らしく一礼。

国内女子ツアーでは特に珍しくありませんが、筆者はまずこの光景に注目しています。

それからティショットを打ち、歩きながら笑顔でギャラリーに手を振る渋野選手に、現地メディアは驚いた言う。

確かに、ティオフまでを除いては日本でも珍しいプレースタイルですが、米TV中継局のアナウンサーは、

「最終日最終組でティオフする選手が1番ティであんなふうにスマイルを見せ、あんなふうに観衆に手を振って歩いていくなんて、これまで見たことがありません」

と声を上げました。

日本では”微笑みの天使”と呼ばれていた渋野さんですが、海外では衝撃だったようです。

この笑顔のプレイスタイルが最終18番まで続き、極めつけはウィニングパットの直前まで笑顔。そして優勝したんですから現地の人達も度肝を抜かれたことでしょう。

舩越さんも

すべての始まりは、彼女の笑顔。笑顔が力になり、笑顔で力を出し、笑顔で勝利した渋野日向子――その勝ちっぷりは、これまでずっと笑顔の力に着目しながらゴルフを書いてきた私にも、取材者として、書き手としての喜びをもたらしてくれた。そう、私も彼女のおかげで笑顔にさせてもらった。

と感動が綴られています。

このほか、タイガーウッズが復活優勝した時のエピソードや渋野さんの優勝スピーチ。すべて「笑顔の力」がもたらした出来事が綴られています。

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全英制覇・渋野日向子、笑顔の力。「見たことがない」米TVアナも驚愕。【2019年下半期 ゴルフ部門1位】