2019年日本女子オープン3日目は、畑岡奈紗と大里桃子が15アンダーで首位。渋野日向子は9アンダー6位でホールアウトしました。

明日の最終日は「畑岡奈紗VS大里桃子」という展開になり、大里桃子の国内メジャー初優勝に期待がかかります。また渋野日向子の逆転優勝にも期待。

渋野はチャージをかけて明日に繋げる

5月のサロンパスカップに続き、今シーズン国内メジャー2勝目を狙う「渋野日向子」は、今大会3日目を5打差で首位を追いかけます。

スタート1番でバーディを決めて勢いに乗るかと思いましたが、3,4,6番とボギー。8番パー3ではティショットを1mにつけたがカップに蹴られてパーとし前半は、スコアを2つ落とします。

このまま崩れてしまうのかと思いましたが、ここはシブコ!

後半の13番で難しいフックラインをねじ込んでバーディを奪い息を吹き返します。

「ちょっと難しいラインだったけど、あれが入ってくれて気持ちが切り替えられた」と言う彼女は、続く14番もバーディを奪います。

勢いに乗ったシブコ!

16番パー3では、もう少しでホールインワンかというスーパーショットを見せ、楽々バディーでギャラリーを沸かせます。

さらに最終18番ロングホールでは、明らかに2オン狙いのショット。池の手間に刻む選手が多い中、シブコはドライバーを満振り。

ちょっとでも引っかけたら池に入るのに、その横の狭いフェアウェイをキープして見事2オンに成功します。

「見ている方が楽しめるゴルフをしたい!」と言う彼女のプレーは、ほんとに惹きつけられますね。

イーグルパットはわずかにショートしてバディーでしたが、後半は4バディーの猛チャージで9アンダーとし、明日の最終ラウンドに繋げました。

大里桃子は唯一ノーボギー

一方、首位に立ったのは同じ黄金世代の「畑岡奈紗」と「大里桃子」の2人。ともに15アンダーで3日目を終えました。

最終日の渋野は6打差を追いかける展開です。

「同級生の2人が頑張っているので、自分も負けないように最初からチャージをかないと上位には食い込めない。朝から攻めていきます。」と宣言。

通常、6打差は厳しい位置だと思いますが、渋野のこれまでのプレー見る限り「もしかしてまた逆転優勝!」なんてストーリーを描いてしまいます。

当然、畑岡奈紗も大里桃子も負けられない。

とくに大里桃子は風が強く全体のスコアが伸び悩むなか、唯一ノーボギーで3日目を終え、初日から着実にスコアを伸ばしいる。

「渋野の友達の大里桃子」ではなく「大里桃子自身を見てほしい」とこの大会への意気込みは半端ないようです。

大里桃子も応援したい!いや畑岡奈紗の3度目優勝も見たいし、シブコの猛チャージもワクワクする。

勝手なことを言ってますが、明日を楽しみにしています。では