先日「テレビ朝日ビッグスポーツ賞」の表彰式に出席した渋野選手が、今季のスタートを米国女子ツアー「ホンダLPGAタイランド(2月20日~23日)」からスタートすると発表されました。
今月27日に開催国のタイで10日間ほどの合宿を行い一度帰国。そして再びタイで開幕を迎えます。
今季、渋野選手は米ツアーの5大メジャーとスポットでの参戦で、上限12試合まで出場できるようですが、国内ツアーにも賞金シード選手の出場義務試合というのがあるようです。
ALBA.netの記事では、2019年の規定を参考に今季、渋野選手に出場義務が発生する試合数を算出しています。
今季の国内ツアーは37試合。19年の賞金ランキングで2位に入った渋野には、賞金シード選手として出場義務が発生する。20年の規定はまだ発表されていないが、19年までのものにあてはめると、今年の賞金シード選手の出場義務試合は21試合。これは、出場権が限られる「日本女子オープン」、「TOTOジャパンクラシック」、「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」を除いた34試合の60%以上というのが基準となっている。
渋野は今季の海外女子メジャー5試合の出場権を有しており、さらには8月最終週に行われる国別対抗戦の「ULインターナショナルクラウン」のメンバーにも選出される可能性が高い。さらには、スポット参戦で米ツアーに参戦する機会も出てくる可能性を考えると、国内の義務を果たすだけでもかなりの過密日程となりそうだ。
シード権が欲しい新人選手には「出場義務」という羨ましい問題ですが、シード権選手となり海外ツアーにも参戦したい選手には厳しい規定ですね。
ファンの勝手な言い分ですが、渋野選手はサロンパスカップの優勝で3年シード権を獲得。しかも来年は本格的に海外ツアーに参戦とのこと。
今季の国内ツアーは「できるだけ出る」と言うこといいのではないかと思いますが・・・
JLPGAにとって渋野日向子は、至宝。今後規定が和らぐことを期待します。