<Hitachi 3Tours Championship◇15日◇グリッサンドゴルフクラブ(千葉県)>
国内の男子(JGTO)、女子(LPGA)、シニア(PGA)の3ツアーによる対抗戦「Hitachi 3Tours Championship」が15日、千葉県のグリッサンドゴルフクラブで行われました。
大会は代表6選手がペアを組んで、ベストボール方式とオルタネート方式、それぞれ9ホールの2ステージを戦い、その合計ポイントで優勝を争います。
午前8時15分にはスタートセレモニーが実施され、女子プロの渋野日向子選手、男子プロの石川遼選手をはじめ総勢18名の出場者が、ステージに登場しました。
注目の渋野日向子選手と鈴木愛選手は今大会でペアを結成。元気よく入場し、パッティングからのガッツポーズという合わせ技パフォーマンスを披露し、肩を組んでギャラリーにアピール。拍手を浴びました。
シニアチームには、今年の「日本シニアオープン」で優勝を挙げた谷口徹やPGA会長の倉本昌弘ら。今大会最多8度の優勝を誇る男子プロは石川遼や2年連続賞金王の今平周吾のほか、堀川未来夢、チャン・キム(米国)ら4人の初出場選手を含むチームが構成されました。
ベストボール方式とは
今大会のベストボール方式は、2人1組でチームを構成してそれぞれがプレー。各ホールの良い方のスコアだけをカウントします。
今大会は、国内の男子(JGTO)、女子(LPGA)、シニア(PGA)の対抗戦なので、1組6人がプレーすることになります。
見どころは、1人が先にパーセーブできれば、ロング、ミドルパットなどでもう1人が強気にプレーできます。芝目に影響されないパッティングでバーディ量産なんてシーンが見られます。
※4人1組の場合も各ホールのベストスコアだけをカウントする場合や2番目、あるいは3番目に良いスコアをカウントする方法がある。2人1組同士のチームがそれぞれのチームのベストボールを選んでマッチプレーを行うゲーム形式は「フォーボール」と呼ばれる。
1stステージ、組み合わせ対戦カード(ベストボール方式)
○第1組
・申ジエ&穴井詩(LPGA)
・石川遼&チャン・キム(JGTO)
・プラヤド・マークセン&タワン・ウィラチャン(シニア)
○第2組
・上田桃子&小祝さくら(LPGA)
・ハン・ジュンゴン&パク・サンヒョン(JGTO)
・秋葉真一&倉本昌弘(シニア)
○第3組
・鈴木愛&渋野日向子(LPGA)
・今平周吾&堀川未来夢(JGTO)
・グレゴリー・マイヤー&谷口徹(シニア)
オルタネート方式とは
オルタネート方式とは、ベストボール方式と同様、2人1組でチームを構成しますが、1つのボールを交互に打っていきます。
普通、1ホールを4打で上がれば、次のホールも前のホールでティーショットした人が打つ事になりますが
今大会は主催者のルールで、ホールごとにどちらがティショットを打つか決められるようです。
「このホールのセカンドは私に任せて!ドライバーはお任せします・・・」等々。お互い息の合わせた戦略が必要。
ツアーではライバル同士でも、助け合ったり、談笑したりと普段みられないシーンがみどころです。
2ndステージ、組み合わせ対戦カード(オルタネート方式)
○第1組
・申ジエ&穴井詩(LPGA)
・ハン・ジュンゴン&パク・サンヒョン(JGTO)
・プラヤド・マークセン&タワン・ウィラチャン(シニア)
○第2組
・上田桃子&小祝さくら(LPGA)
・チャン・キム&堀川未来夢(JGTO)
・グレゴリー・マイヤー&秋葉真一(シニア)
○第3組
・鈴木愛&渋野日向子(LPGA)
・今平周吾&石川遼(JGTO)
・谷口徹&倉本昌弘(シニア)