<米女子ツアー「スウィンギングスカート台湾選手権」初日(台湾・ミラマーゴルフCC=6504ヤード、パー72)>

渋野日向子プロ。2戦目の米女子ツアー「スウィンギングスカート台湾選手権」初日を8位タイでホールアウトしました。

風速10メートル前後の風が吹き荒れる悪条件でしたが、5バディーの2ボギーで3アンダーと好スタートです。

首位には前年覇者のネリー・コルダが「66」でプレーして6アンダーと3打差。

いきなりチップインバーディ

強風の中、スタート1番のティショットはフェアウエーど真ん中へナイスショット。

第2打はグリーンに乗りませんでしたが、ピン手前10メートルからのアプローチを直接カップイン。いきなりチップインバーディ奪い観客を沸かせます。

3番(パー3)のティショットもバンカーに入れましたが、そこから絶妙のショットでピンそば50cmに寄せてパーセーブ。

グリーンを外したホールをアプローチでカバーして前半をノーボギーの2バーディで折り返します。

チップインバーディ以外のバーディは8番(パー4)。2ndをピンそば30cm付けるナイスショットでした。

全体的にドライバーはフェアウェイをキープ。アイアンはキレッキレとショットは好調です。ただパットはグリーンの目が難しいのか1ピン以内のパットが決まらず「ジャストタッチ渋野」はまだ上手くいっていないようです。

渋野さん、もぐもぐタイムでリラックス

後半に入り、依然ショットは好調です。

11番(パー4)では、2ndをピン奥2.5mにつけると、下りのパットをジャストタッチで後半最初のバーディを奪います。

強風に加えて雨も降る悪条件ですが、集中を切らさずプレーが続きます。

渋野さんのプレースタイルの1っは、ルーティーンでお菓子を食べること。

以前「お菓子が食べにくくなった」と漏らしていましたが、ここ台湾では「もぐもぐタイム」が多めです。

ほとんどのティーイングエリアやショット間移動では、お口を動かすシーンが見られます。日本と違い、リラックスしてそうですね。

キャディの藤野圭祐さんと分け合ってモグモグ!口を動かしながらショットをする時もありました。

笑顔も自然です。

壁ドンパットで連続バーディ

14番で今日はじめてのボギーとしましたが、16番では横殴りの雨が降る中、カップから4mのバディーチャンスを強気のパットで奪取。

続く17番のロングパットも壁ドンで連続バーディを奪いました。

試合後に「入ってなかったら、かなり危なっかたです」「距離感を考えて打っているんですけど、思った以上に打っている」と

今回ジャストタッチをテーマに掲げた渋野さんですが、持ち味の強気のパットは、見ていて爽快です。

最終18番は惜しくも2っ目のボギーとしましたが、この悪条件の中での5っのバディーは堂々たるものです。

同伴している青木翔コーチによると「この風と慣れない芝の中で、初日にしては100点のゴルフ」とのことです。

しかし渋野さんの自己評価は、ななずーご(75)点。

「もうちょっと入れられたパットもあった」と言うことなので明日に期待しましょう。

では

渋野日向子、スウィンギングスカート台湾選手権 初日のスコア

1H 2H 3H 4H 5H 6H 7H 8H 9H OUT
パー4 パー5 パー3 パー4 パー4 パー5 パー3 パー4 パー4 パー36
34
10H 11H 12H 13H 14H 15H 16H 17H 18H IN
パー4 パー4 パー5 パー4 パー3 パー4 パー4 パー3 パー5 パー36
35