<米女子ツアー「スウィンギングスカート台湾選手権」初日(台湾・ミラマーゴルフCC=6504ヤード、パー72)>
渋野日向子プロ。2戦目の米女子ツアー「スウィンギングスカート台湾選手権」初日を8位タイでホールアウトしました。
風速10メートル前後の風が吹き荒れる悪条件でしたが、5バディーの2ボギーで3アンダーと好スタートです。
首位には前年覇者のネリー・コルダが「66」でプレーして6アンダーと3打差。
いきなりチップインバーディ
強風の中、スタート1番のティショットはフェアウエーど真ん中へナイスショット。
第2打はグリーンに乗りませんでしたが、ピン手前10メートルからのアプローチを直接カップイン。いきなりチップインバーディ奪い観客を沸かせます。
1番、チップインバーディ【スウィンギングスカート台湾選手権 初日】#渋野日向子 pic.twitter.com/s8LsBm1ABE
— 楽じい (@rakujii7) November 5, 2019
3番(パー3)のティショットもバンカーに入れましたが、そこから絶妙のショットでピンそば50cmに寄せてパーセーブ。
グリーンを外したホールをアプローチでカバーして前半をノーボギーの2バーディで折り返します。
チップインバーディ以外のバーディは8番(パー4)。2ndをピンそば30cm付けるナイスショットでした。
全体的にドライバーはフェアウェイをキープ。アイアンはキレッキレとショットは好調です。ただパットはグリーンの目が難しいのか1ピン以内のパットが決まらず「ジャストタッチ渋野」はまだ上手くいっていないようです。
渋野さん、もぐもぐタイムでリラックス
後半に入り、依然ショットは好調です。
11番(パー4)では、2ndをピン奥2.5mにつけると、下りのパットをジャストタッチで後半最初のバーディを奪います。
強風に加えて雨も降る悪条件ですが、集中を切らさずプレーが続きます。
渋野さんのプレースタイルの1っは、ルーティーンでお菓子を食べること。
以前「お菓子が食べにくくなった」と漏らしていましたが、ここ台湾では「もぐもぐタイム」が多めです。
ほとんどのティーイングエリアやショット間移動では、お口を動かすシーンが見られます。日本と違い、リラックスしてそうですね。
キャディの藤野圭祐さんと分け合ってモグモグ!口を動かしながらショットをする時もありました。
笑顔も自然です。
壁ドンパットで連続バーディ
14番で今日はじめてのボギーとしましたが、16番では横殴りの雨が降る中、カップから4mのバディーチャンスを強気のパットで奪取。
続く17番のロングパットも壁ドンで連続バーディを奪いました。
試合後に「入ってなかったら、かなり危なっかたです」「距離感を考えて打っているんですけど、思った以上に打っている」と
今回ジャストタッチをテーマに掲げた渋野さんですが、持ち味の強気のパットは、見ていて爽快です。
17番、壁ドン【スウィンギングスカート台湾選手権 初日】 pic.twitter.com/ppQIkEIGGh
— 楽じい (@rakujii7) November 5, 2019
最終18番は惜しくも2っ目のボギーとしましたが、この悪条件の中での5っのバディーは堂々たるものです。
同伴している青木翔コーチによると「この風と慣れない芝の中で、初日にしては100点のゴルフ」とのことです。
しかし渋野さんの自己評価は、ななずーご(75)点。
「もうちょっと入れられたパットもあった」と言うことなので明日に期待しましょう。
では
渋野日向子、スウィンギングスカート台湾選手権 初日のスコア
1H | 2H | 3H | 4H | 5H | 6H | 7H | 8H | 9H | OUT |
パー4 | パー5 | パー3 | パー4 | パー4 | パー5 | パー3 | パー4 | パー4 | パー36 |
〇 | ー | ー | ー | ー | ー | ー | 〇 | ー | 34 |
10H | 11H | 12H | 13H | 14H | 15H | 16H | 17H | 18H | IN |
パー4 | パー4 | パー5 | パー4 | パー3 | パー4 | パー4 | パー3 | パー5 | パー36 |
ー | 〇 | ー | ー | △ | ー | 〇 | 〇 | △ | 35 |