「今年の顔」となった女子プロゴルファー渋野日向子選手が10日、西日本豪雨で被災した母校、岡山市東区の平島小学校で児童と交流しました。
講演する渋野日向子選手
「本当に私が伝えたいことは今頑張っていることを一生懸命頑張って、笑顔で毎日を生きてほしいってすごい思うので」
渋野選手は小学生の時にソフトボールに打ち込んだことや、2018年7月の西日本豪雨のことを話しました。
「みんな予想外のことだったと思うんですけど、それでもこうやってみんな元気な顔で来てくれて、きょうという日を迎えられて本当に素晴らしいことだと思います。被災した人たちから頑張ってと応援してもらったので自分もすごい頑張れたし、きょうまで頑張ってこれた」
講演の最後に、小学生からの質問コーナーでは
Q.小学生のころ彼氏はいましたか?
「いなかったね。でも小学生の時、1番は誰々が好き、2番誰々が好き3番は誰々が好きだってすごい言ってた」
Q.一番のライバルはだれですか?「自分自身。自分の気持ちに勝たないと」と笑顔で応じました。
給食やスナッグゴルフで小学生と交流
講演の後、4年生の児童と一緒に給食を食べました。
その中で渋野さん
「みんな習い事しとん?」
小学生
「ピアノとプール」
渋野さん
「凄いな うち泳げんのよ 25m泳げんけん」と告白
意外でした。スポーツ万能かと思いましたが、水泳が苦手なんですね。
また、食べ物で好き嫌いあるようです。
「嫌いな果物はないけど、嫌いな食べ物はシイタケ。シイタケ美味しくないよな」
キノコ類は全般に嫌いですが、エノキとなめこは食べられるそうです。
懐かしい給食の後は、スナッグゴルフで小学生と交流
渋野選手が小学生の時にプレーしてゴルフを好きになった、「スナッグゴルフ」を楽しみました。
実はこれらの道具などは渋野選手が県のゴルフ協会に寄贈したもの。ゲーム感覚でゴルフが学べるようです。
まずは今年の全英女王がお手本。世界を取ったスイングに子どもたちから大きな拍手が巻き起こりました。
渋野選手はクラブの持ち方からスイングなど、ゴルフの基本を教え、子どもたちも笑顔でボールを打っていました。
小学生は
「楽しく笑顔でやってくれてるのでうれしく思ってます」「教えてもらって、ちょっとやりたい気分になってきた」
渋野さん
「子どもの自分に戻った気分でした。小さい子たちの笑顔を見て自分も癒やされて笑っていられるので、本当にもう小さい子や応援してくれてるみなさんのおかげだなとすごく思います」