渋野予選落ち
<女子ゴルフ:伊藤園レディース 第2日(16日)◇千葉・グレートアイランドC(6741ヤード、パー72)>

賞金女王争いで盛り上がる女子プロゴルフ。賞金ランク3位の渋野日向子プロは、今大会を優勝または上位で終わらせることが必須とされる試合でした。

2日目は1アンダー36位からのスタートで、前半3連続バーディを奪い、勢いに乗るのかと思われましたが、その後スコアを崩しイーブンパーでホールアウト。

最終的にカットラインに1打及ばず、まさかの予選落ちとなりました。

伊藤園レディース2日目、渋野プロのホールバイホール

1H 2H 3H 4H 5H 6H 7H 8H 9H OUT
パー4 パー3 パー5 パー4 パー5 パー4 パー3 パー4 パー4 パー36
34
10H 11H 12H 13H 14H 15H 16H 17H 18H IN
パー4 パー4 パー3 パー5 パー4 パー5 パー4 パー3 パー4 パー36
38

ホールアウト後にインタビューを受けると「予選落ちでしょうね」「ショックです」そして涙をうかべ「すいません」と両手で頬を覆った。

悔し涙はわかるが、謝罪する必要は全くありません。

彼女にどれだけ重圧を掛けていたかが良くわかるインタビューです。

デサントレディースで1億円を突破した後、次は賞金女王とさらに目標を上げていくのはアスリートなら当然のこと

目標が達成できなかっても他人には関係ありません。彼女自身の問題です。

しかし今シーズンはまだ2戦残っています。可能性は0ではありません。

こうなったら全英女子オープンのような開き直ったプレーを見せてくれることを期待したいですね。

賞金ランク1位の申ジエ プロが浮上

さて、上位人の結果は、賞金ランク1位の申ジエ プロが前半だけで6バーディーと爆発。後半にも1バーディーを加え、10アンダーで首位タイに浮上です。

さすが百戦錬磨!ここ数試合は調子が良くなかったように思われましたが、終盤戦は締めてきますね。

賞金ランク2位の鈴木愛プロは、9アンダーで1打差を追いかける展開です。

賞金女王争いは、ベテランプロの2人のプレイが注目ですが、ここに割ってきたのが、大江香織プロ。申プロと並ぶ10アンダーで首位です。

彼女は、本大会をもって引退を表明しています。引退試合で優勝となれば前代未聞の出来事。

大江香織、涙の引退V達成!と個人的にはストーリーを描いてますが・・・

さて結果は?

明日、しぶこのいない最終日に注目です。

では