<AIG全英女子オープン 3日目◇英国ウォーバーンGC(パー72)>
「渋野日向子」選手が、通算14アンダーでついに単独トップに立ちました。
前半は一時トップと6打差つきましたが、後半は驚異的な巻き返しで6バーディを奪って逆転。2位の「アシュリー・ブハイ」選手と2打差をつけて明日、最終日に挑みます。
今までに経験したことがない感情と吐き気!
このまま優勝すれば、日本人のメジャー制覇は樋口久子さん以来42年ぶりの快挙となるようです。
後半のバーディラッシュで、トップに立った渋野選手は「正直ここまで伸びると思っていなかったので、ビックリです。今までに経験したことがない感情と吐き気!」
さすがに重圧がかかるでしょう。海外メジャーを制覇するためには今から吐き気がするほど緊張する。非常に分かりやすいコメントです。
他にも「この位置なら必然的に優勝を狙っていたかなといけないと思うので、あしたも攻めてたくさんバーディ獲りたいと思います」と優勝への意気込みを示されてました。
「今日はしっかりご飯とお菓子を食べて寝ます」とのこと。
ぜひ、プレッシャーに負けずに頑張ってほしい。明日は優勝する姿が見たいです。
What will our top 3 players get up to tonight ahead of tomorrow’s final round? Find out here…
#AIGWBO pic.twitter.com/j5GRU4t3Dv— AIG Women’s British Open (@AIGWBO) August 3, 2019
海外メディアも注目
先週までは全く無名だった渋野選手ですが、今では海外メディアも彼女の明るいプレースタイルから「スマイルシンデレラ」というニックネームがつけられ、注目されています。
ギャラリーからもサインを求められるなど人気は急上昇です。3日目の途中では男の子にグローブをあげるというシーンも見られました。
大会側も圧巻の快進撃を仕上げたバックナインを称賛しています。
最終18番をバーディーで締めた瞬間を動画付きで紹介し、「彼女の名前がリーダーボードのトップにあるのは衝撃的である」とクローズアップしています。
Hinako Shibuno extends her lead to two shots at -14. Brilliant round of 67! pic.twitter.com/21JHHggbVI
— AIG Women’s British Open (@AIGWBO) August 3, 2019