渋野日向子選手、畑岡奈紗選手らが出場するLPGA女子ゴルフツアー春のアジアシリーズ「ホンダLPGAタイランド」が2月20日、「HSBC女子世界選手権」が同月27日に開幕。
開幕に先駆けて、今季初戦を迎える渋野選手と、シーズン開幕戦から好調のを畑岡選手のインタビューがWOWOWで放送されました。
全英AIG女子オープを制覇した渋野選手は、
「全英に優勝したことでいろいろな人に知ってもらえたので、1カ月くらいは自分がうまくいかなかった時にイライラしていたこともありました」
「でも、その中でも家族やコーチに“今まで通りでいいんだよ”と言っていただけたので、そこからは自分らしくできていました。特に(プレッシャーは)感じていなかったのかな(笑い)、というか(プレッシャーなのかすら)分かっていなかったのかもしれません」
昨年の活躍について、これだけのパフォーマンスができた一番の要因は、「どこでも振りぬけることが自分の良さだと思っています。狭いところでもドライバーを振りぬきますし、全英の12番でワンオンチャレンジもしました。失うものは何もない気持ちで毎試合挑んでいるところがあります。最終日は特に。優勝争いをしていようが、最後まで振りぬく」と説明。
このアジアシリーズについては「予選落ちがないので、4日間のプランをしっかりと立てたいです。それでトップ10に入りたいです。先のことも考えていいスタートを切りたいです」
東京オリンピックについては、「(ランキングで)今、私の上にいるのは日本人では奈紗ちゃんだけなので、私が目指す人だと思います」
さらに
「3年くらい前から海外で戦っているので、いろいろな経験からして先輩です。全然レベルが違いますが、いつかは肩を並べてアメリカツアーで一緒に戦っていきたいです。今は奈紗ちゃんが頑張って引っ張ってくれているので、私も負けじと頑張らないといけないと思わせてくれる存在です。アメリカツアーで戦っている日本人選手は少ないので、もう少しレベルアップしてアメリカツアーで活躍したいと思っています」
「今年は“進”。いろいろなことを覚悟していかないといけない年だと思いますし、自分が進化しないといけない年だと思います。2019年は自分が思う以上の成績を残せましたが、自分がもっと高いレベルを求めてそこに向けて自分が進んでいけるように、もっと強い自分になれるように頑張りたい」と誓っていた。
畑岡奈紗選手、東京五輪でも「ライバル」
「日向子ちゃんがメジャーを取ったので、(オリンピックでも)ライバルになると思います」
2020年のテーマを聞かれ、畑岡選手は「より安定したプレーを続けられるようなシーズンにしたいので、“安定”ですね」
ふたりの独占インタビューの内容は、WOWOWオンデマンド「LPGA女子ゴルフツアー2020 新シーズン観戦ガイド」で配信中です。
配信期間:2020年2月20日まで
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